mlx-community、DeepSeek-V4.1-Flash-1017の4.529bit版MLXを公開

スペック

総パラメータ552B(バックボーン)
ライセンスMIT
重みの公開混合精度MLXチェックポイント
配布形式・量子化oQ4e、MXFP4、MXFP8、BF16、FP32、Engram affine 4-bit
4bit量子化の目安メモリ約331.2GB(512GB以上のメモリで実行可能な目安)

メモリの目安はパラメータ数×0.6バイトの概算で、実際はコンテキスト長と実装で変わります

mlx-communityは、deepseek-ai/DeepSeek-V4.1-Flash-1017をoQ(oMLX v0.7.1)で混合精度量子化したMLXチェックポイントmlx-community/DeepSeek-V4.1-Flash-1017-oQ4e-mtpをHugging Faceで公開しました。完全なチェックポイントの実効ビット数は4.529 bits/weight、ストレージは402.363 GiB(432.033 GB)です。

MLXはAppleの機械学習研究チームが開発する、Appleシリコン向けの配列計算フレームワークです。

何が新しいか

ベースのDeepSeek-V4.1-Flash-1017は、DeepSeek-V4.1-Flashの小規模アップデートで、原文は推論、コーディング、エージェント、視覚性能の改善を挙げています。552Bバックボーンのマルチモーダル Mixture-of-Expertsモデルで、Causal Encoder-Decoder構成、Compressed Sparse Attention 2(CSA2)、Engram conditional memory、DSpark speculative decodingを採用しています。チェックポイントには言語モデル、Engramテーブル、ビジョンエンコーダー、マルチモーダルアライナー、DSpark MTP重みが含まれます。pipeline_tagはimage-text-to-text、ライセンスは元モデルに従いMITです。

量子化とビット配分

oQ4eはImproved oQe Quantization(jundot/omlx#4385)を使い、すでに予算に収まる元のFP4・FP8投影精度をそのまま維持し、Engramテーブルのみを量子化します。平均はEngramテーブルを除くと4.365 bits/weightです。

形式 論理重み 比率 ストレージ 実効bits/weight
MXFP4, group 32 557.171B 73.004% 275.669 GiB 4.25
MXFP8, group 32 5.959B 0.781% 5.723 GiB 8.25
BF16 3.419B 0.448% 6.369 GiB 16.00
FP32 0.042B 0.006% 0.158 GiB 32.00
Engram affine 4-bit, group 32 196.614B 25.762% 114.444 GiB 5.00
合計 763.205B 100% 402.363 GiB 4.529

コンポーネント別ストレージ

コンポーネント 論理重み ストレージ
言語バックボーン 551.881B 300.132 GB / 279.520 GiB
Engramテーブル 196.614B 122.884 GB / 114.444 GiB
ビジョンエンコーダー 0.485B 0.971 GB / 0.904 GiB
MTPヘッド 14.225B 8.047 GB / 7.495 GiB
合計 763.205B 432.033 GB / 402.363 GiB

論理重みの約4分の1をEngramテーブルが占め、MTPヘッドは7.495 GiBです。

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