IBM Graniteは、Hugging Face上でibm-granite/granitelib-core-r1.0(Granite Core Library)を公開し、Granite 4系の4つのベースモデル向けにContext Attribution、Requirement Check、Uncertaintyの3種類のLoRAアダプターを提供しました。ライセンスはApache-2.0です。
Hugging Faceは、モデルの重みやデータセットを共有するHugging Face Hubを提供する企業です。
3つのアダプターの機能
ライブラリは、ベースモデルの説明可能性、確信度の校正、制約の検証を強化する目的のアダプター群で構成されています。
| アダプター | 入力対象 | 出力 |
|---|---|---|
| Context Attribution | 文書や過去の会話ターンを含むコンテキストと応答 | 応答の各文の生成に重要だったコンテキスト文を特定し、重要度順にランク付け |
| Requirement Check | アシスタントの生成とユーザー指定の要件 | 要件を満たすかをyes/noの二値で判定 |
| Uncertainty | アシスタント応答で終わる会話 | 応答に対する校正済み確信度(パーセンテージ) |
Context Attributionは生成後に実行するintrinsicで、応答に実際に影響したコンテキストを示すcontributive attributionを提供します。Requirement Checkは、指示追従における形式・内容・構造の要件や品質保証パイプラインでの評価を想定しています。Uncertaintyは、X%のスコアを付けた回答のおよそX%が正解になるよう校正しています。
対応ベースモデル
ibm-granite/granite-4.0-microibm-granite/granite-4.1-3bibm-granite/granite-4.1-8bibm-granite/granite-4.1-30b
使い方と署名検証
IBM Graniteは、すべてのアダプターをMelleaフレームワーク経由で呼び出すことを推奨しています。コード例はMelleaのadapter examplesにあり、Melleaではアダプターを「intrinsics」と呼びます。
各アダプターのlora/ディレクトリにはmodel.sigがあり、同ディレクトリ内のadapter_config.json、adapter_model.safetensors、io.yamlをまとめて署名しています。署名アイデンティティはGranite-sign@ibm.comです。検証ツールは次のコマンドで導入します。
pip install model-signing
granite-4.1-3b向けContext Attributionアダプターの検証例は次の通りです。
model_signing verify sigstore \
--signature context-attribution/granite-4.1-3b/lora/model.sig \
--identity Granite-sign@ibm.com \
--identity_provider https://sigstore.verify.ibm.com/oauth2 \
context-attribution/granite-4.1-3b/lora/
他のアダプターとモデル(requirement-check/、uncertainty/、各ベースモデル名のディレクトリ)も同じパス構成です。

まだコメントはありません。