Black Forest Labs、5.6BのFLUX 3 Image KleinをComfyUI対応で公開

スペック

総パラメータ5.6B
重みの公開オープンウェイト
4bit量子化の目安メモリ約3.4GB(16GB以上のメモリで実行可能な目安)

メモリの目安はパラメータ数×0.6バイトの概算で、実際はコンテキスト長と実装で変わります

Black Forest Labsは、5.6Bパラメータのオープンウェイト画像モデル「FLUX 3 Image Klein」を公開し、ComfyUIはこれをネイティブでサポートしました。INT8 ConvRot量子化とステップ蒸留版を組み合わせると、1024×1024のテキスト・画像生成がBF16・50ステップのベースライン比で4.3倍〜9.3倍速くなります。

ComfyUIはComfy Orgが公開する、ノードをつないでAI生成の処理手順を組み立てるツールです。

何が新しいか

FLUX 3 Image KleinはFLUX 3ファミリーのコンパクトなモデルで、ファミリーの画像・動画・音声モデルで共有された学習を取り込み、大規模なFLUX 3 Imageモデルの制御機能をバウンディングボックスも含めて維持しています。Black Forest Labsの社内評価では、テキスト・画像生成とマルチリファレンス生成でQwen-Image 2.1を上回りました。

提供形態は2つです。

  • Base: 非蒸留の完全なチェックポイント。ファインチューニング、追加学習、研究向け
  • Distilled(-sd): 低レイテンシーの「turbo」版

主な機能は次のとおりです。

  • ネイティブ4K生成(アップスケールではなく4Kで生成)
  • 短いプロンプトを詳細化する別モデルのプロンプトアップサンプラー
  • 複数参照画像によるマルチリファレンス生成・編集(キャラクターや被写体を編集・入力をまたいで維持)
  • バウンディングボックスによる構図・レイアウト指定
  • 画像内テキストの生成と既存テキストの編集
  • 参照画像に基づくスタイル転写

性能

条件はステップ蒸留版+INT8 ConvRot量子化、1024×1024テキスト・画像生成、比較対象はBF16・50ステップです。コンシューマーGPUで効果が大きくなります。

GPU ベースライン 量子化+蒸留版
RTX 5070 71秒 8秒未満
RTX 4070 78秒 9秒未満

試し方

  1. ComfyUIを最新版に更新する
  2. Hugging FaceからFLUX 3 Image Kleinの重みをダウンロードする
  3. BaseまたはDistilled(-sd)を選び、modelsフォルダーに配置する
  4. TemplatesパネルからFLUX 3 Image Kleinのテンプレートを読み込む
  5. プロンプトを入力し、編集時は参照画像を添付して実行する

APIキーは不要で、重みは自分のハードウェアで動作します。

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