DeepSeekは、エージェントやRAGアプリケーション向けにSearch APIとFetch APIを提供し、いずれも成功リクエスト1,000件あたり0.75ドルで課金すると案内しました。DeepSeek Harness・Claude Code・Codex経由のサーバーサイドツール呼び出しは、北京時間2026年11月1日00:00まで無料です。
何が新しいか
Search APIはクエリに対するウェブページを検索して構造化結果を返します。検索にはDeepSeekの社内検索エンジンを使います。Fetch APIは単一のウェブページを取得し、内容をMarkdownで返します。どちらも読み取り専用のraw JSON APIで、トークン数や返却件数ではなく成功リクエスト単位で課金します。
仕様・数値
| 項目 | Search | Fetch |
|---|---|---|
| エンドポイント | POST https://api.deepseek.com/v1/tools/search |
POST https://api.deepseek.com/v1/tools/fetch |
| 価格 | 1,000成功リクエストあたり$0.75 | 1,000成功リクエストあたり$0.75 |
| アカウント単位QPS上限 | 5 | 5(加えてドメイン単位の制限あり) |
| 主な入力制約 | queryは1〜128 Unicode文字、countは1〜50(既定10) |
urlは8192文字以下、HTTP/HTTPS、ホスト必須、ユーザー名・パスワード不可 |
Searchのリクエストではori_question、localization、need_content(既定false)も指定できます。レスポンスの各結果はrerank_score(0〜3、1.5以上が高品質)、title、url、snippet(通常100〜200文字)、summary(通常600〜800文字)、content、site_name、site_icon、date、authority(0〜4、-1は不明)を含みます。
queryではsite:、-site:、-、-"..."、"..."、lang:、after:、before:の演算子を組み合わせられます。例: DeepSeek site:github.com OR site:huggingface.co lang:en after:2025。
QPS上限はAPIキーに関係なくアカウント単位で計算し、SearchとFetchは別枠です。超過時はHTTP 429を返します。エラーはOpenAI互換形式です。
試し方と課金条件
ヘッダーにAuthorization: Bearer <APIキー>とContent-Type: application/jsonを設定します。Searchの例は次のとおりです。
curl https://api.deepseek.com/v1/tools/search \
-H "Authorization: Bearer <APIキー>" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{"query": "DeepSeek V4 release", "count": 5, "need_content": true}'
Fetchは{"url": "https://example.com/article"}を送るとtitleとcontent(Markdown)を返します。
課金対象は、SearchではHTTP 200かつresults配列が空でないもの、FetchではHTTP 200かつページcontentを生成したものだけです。失敗、空の検索結果、タイムアウトは課金しません。countは返却件数のみを変え、単価には影響しません。
背景
DeepSeekは杭州の深度求索が展開するAI開発企業・ブランドで、モデルの重みの公開や開発者向けAPIを提供しています。原文によると、DeepSeek Harness・Claude Code・Codexを通じてDeepSeek APIを使う場合、サーバーサイドのツール呼び出しはすでにSearch APIとFetch APIを利用しています。

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