NVIDIAは、Blackwell RTX GPUとGrace CPUを1つのスーパーチップに統合し最大128GBの統合メモリを備えるRTX Spark搭載WindowsノートPCが、ASUS、Dell、HP、Lenovo、Microsoft、MSIから2,599ドルで発売中だと発表しました。あわせてオープンウェイト音声モデル「Nemotron 3.5 Transcribe」、Liquid AIのLFM3のday-zero対応、エージェント向けGPUリソース管理機能を公表しています。
RTX SparkノートPCの仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 構成 | Blackwell RTX GPU+Grace CPUのスーパーチップ |
| 統合メモリ | 最大128GB(128GB構成も店頭販売中) |
| AI性能 | FP4で最大1ペタフロップ |
| 厚さ/重量 | 最薄14mm/最軽量3ポンド |
| 価格 | 2,599ドルから |
NVIDIAによると、開発者はCUDA上でモデルやエージェントをローカル実行でき、クリエイターはカメラネイティブ4:2:2動画の編集や最大90GBの3Dシーンのレンダリングが可能です。Adobe PhotoshopとPremiereはベータ版でネイティブ対応しています。
Nemotron 3.5 Transcribe
文字起こし、話者ラベル付け、翻訳、音声内容への質問を1つのプロンプト可能なモデルで処理します。40言語(インド系7言語を含む)に対応し、活性パラメータは約43億で、首位のオープンウェイトモデルより80%少ないとしています。Hugging Face Open ASRで1位、Artificial Analysisのオープンウェイトモデル中2位です。
- 形式: Hugging FaceでBF16、FP8、NVFP4
- 対応ハードウェア: RTX Spark、DGX Spark、Jetson AGX Thor、GeForce RTX 5090
- NVFP4版はNeMo-Speech.cppまたはvLLMで展開
その他のモデル
| モデル | 内容 |
|---|---|
| LFM3(Liquid AI) | テキスト、視覚、音声、オムニ、意思決定モデル。新17億パラメータのベースモデルが旧26億モデルを上回る。llama.cpp/vLLMで実行、ローカルでファインチューニング可 |
| Nemotron 3.5 Bolt E4B 4GB | 4GBのメモリで動作。llama.cpp、vLLM、Ollama、Unsloth、LM Studio対応、HermesとOpenClawで利用可 |
| Nemotron 3.5 Bolt 74B-A9B 24GB | RTX Spark上でのより重いエージェント処理向け |
| FLUX 3 Image Klein(Black Forest Labs) | 56億パラメータ。NVIDIA最適化版はVRAM 8GB以上のRTX GPUで動作。NeMo AutoModelレシピでファインチューニング可 |
Liquid AIは、MITの計算機科学・人工知能研究所から生まれた基盤モデル開発企業です。またNVIDIAはGB10搭載のDGX Spark 64GBもパートナーから購入可能になったとしています。
エージェントとアプリのGPU配分設定
NVIDIA Appの新機能で、前面アプリを優先するか、バックグラウンドのエージェントにGPUリソースを多く割り当てるかを選べます。
- 設定場所: NVIDIA Appの
System > Advanced - 要件: Windows設定でハードウェアアクセラレーションGPUスケジューリングを有効化
ゲーム関連
S-GAMEのPhantom Blade Zeroは10月28日午後7時(PT)にSteamとEpic Games Storeで発売され、レイトレーシングとDLSS 4.5、最大6倍のDLSS Dynamic Multi Frame Generationに対応します。前週公開のRTX Remix 1.6はMinecraft Java Edition 1.21.1をDLSS対応パストレーシングでレンダリングでき、DLSS 5の3D-Guided Neural Rendering、最大6倍のMulti Frame Generation、RTX Sparkネイティブ対応を追加しました。Portal with RTXとHalf-Life 2 RTXデモにも本日からこれらのアップグレードが提供されます。

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