llama.cppはリリースb11986(#31267)で、OpenCLバックエンドにIQ2量子化形式(IQ2_S、IQ2_XS、IQ2_XXS)の初期サポートを追加しました。Adreno GPU向けの専用最適化を含み、QualcommのHongqiang Wang氏が共同著者に名を連ねています。
llama.cppはggml-orgが公開するC/C++実装の推論ソフトウェアで、CPUや各社GPUで実行でき、量子化とCPU・GPUの併用に対応します。
追加された内容
3つの形式それぞれに、同じ構成の実装が入りました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象形式 | IQ2_S、IQ2_XS、IQ2_XXS |
| 汎用カーネル | AOS行列ベクトル演算(mv)、SOA行列ベクトル演算、タイル化行列乗算(tiled mm) |
| Adreno向け | noshuffle GEMM/GEMV、DP4A |
| Adreno向け最適化 | デコードおよび狭いバッチ(narrow batches)の最適化 |
利用条件
- OpenCLバックエンドを使う環境で、
IQ2_S/IQ2_XS/IQ2_XXSのモデルを実行できます。 - noshuffle GEMM/GEMV、DP4A、デコード・狭いバッチ最適化はAdreno GPUが対象です。
- 今回の変更はコミット名のとおり「initial support」(初期サポート)の位置づけです。

まだコメントはありません。