ComfyUIは、アプリ内で自然言語の指示からワークフローを計画・構築・実行・反復するエージェント「Comfy Agent」を公開しました。現在はベータ版としてComfy Cloudで全ユーザーが利用でき、Comfy Desktopには数週間以内に提供する予定です。
ComfyUIは、ノードをつないでAI生成の処理手順を組み立てるツールで、画像・動画・音声などのワークフローを作成・再利用でき、カスタムノードで機能を拡張できます。
何ができるか
Comfy Agentは最新のモデル、ComfyUI拡張機能、ワークフローの知識を持ち、手法の計画と評価、ワークフロー構築、エラー修正、アセット検索、技術用語の処理を行います。作業中に公開・非公開のスキルを作成・利用でき、チャットは最大5つを並行して開け、チャット履歴も保持されます。
原文が挙げる依頼例は次のとおりです。
- “Update this same generation to compare 3 more video models.”
- “Explain what this workflow does and where it’s slow.”
- “Re-run my product-shot workflow on these 20 images.”
エージェントはキャンバス上で直接ワークフローを編集し、その間もユーザー自身が編集を続けられます。別のワークフローの参照、ライブラリからのアセットのドラッグ、ノードへのメンションが可能で、アセットを視覚的に理解します。ノードを動かすとエージェントが変化を把握し、各ノードのパラメータは従来どおり開いて確認できます。
試し方と利用条件
- cloud.comfy.orgにログインする
- 「Agent」パネルを開き、無料の初回チャットを取得する
- 例: “Take this product photo and make 20 on-brand ad variants in 4 aspect ratios.” のように依頼する
無料で試せ、以降は既存のComfy Creditsを消費します。フィードバックはDiscordの#comfy-agentチャンネルなどで受け付けています。
公開前の事例
3人のクリエイターが公開前にComfy Agentを使用しました。852話 | Andideaはオリジナルキャラクター「YUI」のアニメーションで、ルックの方向付け、シーン探索、生成結果の比較にエージェントを使い、1人で100時間かけて制作しました。Doug HoganはVFX用途で、被写体の分離、マスク生成、深度・法線の処理を1つのワークフローで行い、画像からコンポジット用パスまでを作成しています。
今後の予定
ComfyUIは、ローカル版を完全にエージェント対応にする計画です。ユーザーのGPU、モデル、カスタムノードを前提に、セットアップの案内、ハードウェアに合うモデルの選択、環境のカスタマイズを行います。ほかにエージェントによるカスタムノード作成、モデル選択肢の追加、公開スキルと知識の改善、外部連携の拡充も進めています。

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