macOS版Postmanデスクトップ12.33.4が、既存ユーザーの環境でCodexとClaude Code向けのプラグイン、起動フック、MCP接続、CLIを自動で導入・設定したとする報告を、indicavaがGitHubのpostman-app-supportに[SEVERE]付きのissue #14370として公開しました。Hacker Newsでは91ポイント・28コメントを集めています。
CodexはOpenAIが提供するコーディングエージェントで、スキルやプラグインによる機能拡張に対応します。Claude CodeはAnthropicが提供するコーディングエージェントです。
何が起きたか
報告者がしばらく使っていなかったPostmanを開いたところ、Codexで繰り返しMCP認証の警告が出るようになりました。API作業もPostmanスキル経由に誘導されるようになりました。調査日は2026年10月25日です。Postmanのログ~/Library/Application Support/Postman/logs/main.logには、2026-10-24T09:34:14.418Zに次の記録が残っていました。
PostmanAgentPluginService~install: script completed {"source":"auto-existing-upgrade","results":["claude-code:installed","codex:installed"]...}autoInstall.plugin.existing-user finished {"outcome":"installed","platform":"darwin","signedIn":true,...}
変更された設定
| 対象 | 内容 |
|---|---|
~/.codex/config.toml |
マーケットプレイスにsource_type = "git"、source = "https://github.com/postmanlabs/postman-plugin.git"を追加し、postman@postmanを有効化。hooks.stateにtrusted_hashも記録 |
| Codexフック | hooks/codex-hooks.jsonがSessionStart(matcher startup|clear|compact)を登録 |
| Codex MCP | mcp.codex.jsonがhttps://mcp.postman.com/mcpを指定。ログにはAuth requiredによる起動失敗 |
~/.claude/settings.json |
postman@claude-plugins-officialを有効化 |
~/.claude/plugins/installed_plugins.json |
版2.0.1、ユーザースコープ、2026-10-24T09:34:02.610Zに記録 |
~/.local/bin |
PostmanのCLI実行ファイルとlibディレクトリを配置 |
Codexプラグインは1.1.0で、ソースリビジョンは6c8e452eです。
起動フックは、非自明なAPIエンジニアリング作業の前にpostman:api-engineerスキルを読み込むようエージェントへ指示します。対象となる作業は、APIの設計・実装・モック・テスト・監視・文書化・デプロイです。インストーラのinstaller/src/hosts/codex.tsはプラグイン導入後にapprovePostmanHook(system)を呼び出します。codex-hooks.tsはhooks/listでハッシュを取得し、config/batchWriteでtrusted_hashを書き込みます。報告者は、ソースコードから承認を試みている事実は確認できるとしています。ただし、手元の信頼記録そのものを誰が作成したかの証明にはならない、とも述べています。
報告の範囲と要求
報告が立証しているのは、不要な統合と命令の変更です。データ流出までは主張していません。クリーンなMacでの再現も未確認です。報告者はこの件を、明示的な同意と信頼境界の問題と位置づけています。そのうえで、Postmanに次の5点を求めています。
- 既存ユーザーへの自動導入を止め、明示的オプトインに切り替えること
- フックの信頼判断をエージェント側のユーザーに委ねること
auto-existing-upgradeの背後にあるリリースやフラグ、同意フローを特定すること- エージェント設定、フック信頼、マーケットプレイス、キャッシュ、MCP、CLIまで含めた完全なロールバック手順を用意すること
- 起動指示を、明示的にPostmanを求められた場合に限定すること
issueには👍17、😕3、👀1の反応が付いています。2026年11月2日〜3日には、企業環境でのリスクを指摘するコメントなどが寄せられました。

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